エビスジーンズは時代遅れ？昔の初期とは変わったのか・人気アイテムや店舗も紹介

エビスジーンズは1991年に誕生し、日本製デニムの代表的なブランドとして知られています。

しかし、「時代遅れでは？」と疑問に思う人もいるかもしれません。

実際には、アメカジやヴィンテージブームの再燃とともに、今再び注目を集めています。

本記事では、エビスジーンズが持つ魅力や品質の高さ、年代別の口コミ、さらには定番モデルの違いまで詳しく解説します。

エビスジーンズは時代遅れ？

エビスジーンズは時代遅れではありません。

確かに、2000年代初頭のデニムブームを象徴するブランドとしてのイメージが強く、一時期は「古い」と言われることもありました。

しかし、近年ではアメカジやヴィンテージファッションの再評価が進み、再び注目を集めています。

エビスジーンズは、時代を超えて愛される「本物のデニムブランド」としての価値を持っているのです。

理由① 質の高さと独自のデザインが魅力

エビスジーンズの最大の特徴は、こだわり抜かれた日本製デニムと、ブランドの象徴であるペイントカモメマーク（通称「カモメペイント」）。

このデザインは、他のデニムブランドにはない個性を持っています。

また、職人による丁寧な縫製と、経年変化（エイジング）を楽しめる高品質な生地も魅力です。

ファストファッションとは一線を画したデニムとして、今でも根強い人気があります。

理由② アメカジ＆ヴィンテージファッションの再評価

近年、アメカジやヴィンテージファッションが再び注目されており、エビスジーンズのようなクラシックなデニムブランドが再評価されています。

特に、ストリートファッションとの相性が良く、海外のファッションアイコンやセレブもエビスジーンズを取り入れています。

そのため、「昔流行ったブランド」というよりも、「定番のヴィンテージデニム」として認識されつつあります。

理由③ 海外人気が高まっている

エビスジーンズは、日本国内だけでなく海外でも高く評価されています。

特に、アメリカやヨーロッパのファッション好きの間では、「日本製デニム＝最高品質」というイメージが定着しており、エビスジーンズはその代表格として人気を集めています。

むしろ、日本よりも海外での評価が高いブランドと言っても過言ではありません。

エビスジーンズの年代別口コミ

エビスジーンズは、90年代・2000年代にブームを巻き起こしたデニムブランドですが、現在もアメカジやストリート好きの間で根強い人気があります。

ここでは、20代・30代・40代・50代の口コミを紹介し、それぞれの年代での口コミを紹介します。

20代の口コミ

エビスジーンズを「新鮮なヴィンテージアイテム」として取り入れる層が増えている。

• 「個性的なカモメペイントがストリートコーデにハマる！」
• 「他のブランドにはないデザインが魅力的」
• 「海外のファッションアイコンが履いてるのを見て気になった」
• 「価格が高いけど、質が良くて長く履けるのがいい」
• 「ダボっとしたシルエットが今っぽく着こなせる」

30代の口コミ

かつてのブームを知る世代が、改めてエビスジーンズの良さを再認識。

• 「10代の頃に憧れていたけど、大人になって改めて買ってみた」
• 「デニムの質が高いから、経年変化を楽しみながら長く履ける」
• 「当時の派手なイメージがあったけど、シンプルなモデルなら今でも履ける」
• 「ストリートファッションよりもアメカジ寄りのコーデに合わせている」
• 「オーダーメイドのカスタムペイントができるのが楽しい」

40代の口コミ

当時のブームをリアルタイムで経験した世代の間では、懐かしさと共に再び人気が高まっている。

• 「若い頃に履いていたが、今はシンプルなモデルを選んでいる」
• 「アメカジの流行が戻ってきたので、また履きたくなった」
• 「カモメペイントは目立つけど、ワンポイントなら大人でも取り入れやすい」
• 「デニムの質が素晴らしく、履き込むほどに味が出る」
• 「ダメージ加工よりも、ノンウォッシュのモデルで育てるのが楽しい」

50代の口コミ

昔からデニム好きな人が、質の高さに惹かれて愛用し続けている。

• 「流行関係なく、日本製デニムとしてのクオリティが高い」
• 「10年以上履いても問題ない耐久性がある」
• 「若い頃から履いているが、やはり日本のデニムブランドは素晴らしい」
• 「派手なペイント入りより、シンプルなモデルが好き」
• 「カスタムオーダーで、自分だけの一本を作れるのがいい」
  まとめ：流行に左右されず、長く履けるデニムとして評価されている。

エビスジーンズの品質

エビスジーンズは、日本が誇る高品質なデニムブランドのひとつです。

特に、使用されている生地や縫製技術、ディテールへのこだわりが特徴で、海外からも高く評価されています

ここでは、エビスジーンズの品質のポイントを詳しく解説します。

① 最高品質の日本製デニムを使用

エビスジーンズは、岡山県の「備後地方」や「児島地区」で織られたセルビッジデニムを使用しています。

これらの生地は、旧式のシャトル織機で丁寧に織られており、耐久性が高く、履き込むほどに独特の色落ち（エイジング）が楽しめるのが魅力です。

一般的なデニムと比べて厚みがあり、長年履いても破れにくいのが特徴です。

② 職人によるハンドペイント＆縫製のこだわり

エビスジーンズのアイコンである「カモメペイント」は、職人が一本ずつ手作業で描いています。

そのため、同じモデルでも微妙に異なるデザインになり、一本ごとに個性が生まれます。

また、縫製にもこだわりがあり、チェーンステッチを採用することで、履き込むと裾が自然にねじれる「ねじれ縫製（ロープ染色の特徴）」が楽しめる仕様になっています。

③ 耐久性の高さとエイジングの美しさ

エビスジーンズは、厚手のデニム生地を使用しているため、一般的なジーンズよりも耐久性が高く、長年履き込んでも簡単に破れることはありません。

また、インディゴ染めが深いため、色落ちのコントラストがはっきりと出やすく、履き込むほどに美しいエイジングが楽しめます。

特に、ヒゲやハチノスと呼ばれる色落ちのパターンが特徴的で、育てる楽しみがあるデニムです。

④ オーダーメイドやカスタムが可能

エビスジーンズは、既製品だけでなく、オーダーメイドやカスタムペイントが可能な点も特徴です。

好きなカラーでカモメマークを入れたり、オリジナルデザインを依頼することができるため、自分だけの一本を作ることができます。

こうしたカスタム性の高さも、エビスジーンズの品質の高さを裏付けるポイントのひとつです。

⑤ 価格に見合う価値があるか？

エビスジーンズは、一着3万円以上するものが多く、一般的なデニムブランドと比べても高価格帯に分類されます。

しかし、その価格には高品質な素材、職人によるハンドメイドのディテール、経年変化の美しさなど、相応の価値があります。

一度購入すれば長く履き続けることができ、エイジングを楽しみながら育てていけるため、単なるファッションアイテムではなく「投資」として考える人も多いです。

昔のエビスジーンズと今の違いは？

エビスジーンズは、1990年代の創業当初から「本物の日本製デニム」にこだわり続けてきました。

しかし、時代の流れとともに細かな仕様や生産背景に変化が見られます。

昔のエビスジーンズと現在のモデルにはどのような違いがあるのか、ポイントを解説します。

① デニム生地の変化

初期のエビスジーンズは、非常に厚手でゴワつきのあるセルビッジデニムを使用していました。

特に「ナチュラルインディゴ染め」のモデルは、深みのある色合いが特徴的でした。

現在のモデルでも高品質な生地を使用していますが、一部のラインでは履きやすさを考慮して柔らかめの生地に変更されているものもあります。

② カモメペイントの仕様変更

エビスジーンズの象徴である「カモメペイント」は、初期の頃はすべて手描きでした。

しかし、現在では一部の量産モデルでプリント仕様のものも販売されています。

ただし、今でもオーダーメイドでハンドペイントを依頼できるため、「職人の手描き」にこだわる人にはカスタムオーダーが人気です。

③ シルエットの変化

昔のエビスジーンズは、ストレートでやや太めのシルエットが主流でした。

しかし、現在はスリムフィットやテーパードモデルなど、現代のファッションに合わせたシルエットの選択肢が増えています。

ワイドシルエットが復活しつつある今、太めのオリジナルシルエットも再評価されています。

④ 縫製やディテールの進化

初期モデルと現在のモデルでは、ステッチの細かさやリベットのデザインに若干の違いがあります。

特に、ヴィンテージ仕様の「隠しリベット」や「チェーンステッチ」の仕上がりは、改良されてより耐久性が増しています。

昔のものは武骨な作りだったのに対し、現在は洗練された仕上がりになっている印象です。

⑤ ブランドの方向性の変化

初期のエビスジーンズは、アメカジ好きやデニムマニアのためのブランドというイメージが強く、流通量も限られていました。

しかし、現在では海外市場にも積極的に展開しており、ストリートファッションやハイブランドとのコラボなど、新しい試みにも挑戦しています。

そのため、「コアなデニムブランド」から「ファッション性の高いブランド」へと変化しつつあります。

エビスジーンズの店舗一覧

地域	店舗名	住所	備考
日本（国内）	EVISU 銀座店	東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 5F	高級ショッピングモール内の店舗
	EVISU 大阪店	大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-5-24	本店、品揃え豊富
海外	EVISU 香港店	香港銅鑼湾羅素街58号	アジア圏での主要店舗
	EVISU 上海店	中国上海市南京西路1376号	中国市場向けのフラッグシップ店舗

オンラインショップ

エビスジーンズの公式オンラインショップでも購入可能です。全国どこからでも注文できるので、近くに店舗がない場合でも安心です。

※ 店舗情報は変更になる可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

「エビスジーンズの店舗は、公式サイトでチェックしてみてね！」

エビスジーンズはいつからある？

エビスジーンズ（EVISU）は、1991年に日本で誕生したデニムブランドです。

創業者は山根英彦氏で、「本物のジーンズを日本から世界へ」というコンセプトのもと、ヴィンテージデニムの復活を目指して立ち上げられました。

① 1991年 創業とブランドの誕生

1991年、大阪で山根英彦氏がエビスジーンズを創業。当初は1日に14本しか作れないほどのこだわり抜かれた生産体制でスタートしました。

ブランド名は、日本の七福神の一柱「恵比寿様」から取られています。

② 1990年代 日本国内での人気爆発

1990年代後半、日本で「レプリカジーンズブーム」が起こり、エビスジーンズは一気に人気ブランドへ。

特に「カモメペイント」が入ったモデルは、他のブランドにはない個性的なデザインとして注目を集めました。

③ 2000年代 海外進出とストリートファッションへの影響

2000年代に入ると、エビスジーンズはアメリカやヨーロッパ市場にも進出し、海外のファッションアイコンやヒップホップアーティストにも愛用されるようになりました。

この頃から、ストリートファッションとの融合が進み、アメカジだけでなく幅広いジャンルで取り入れられるようになりました。

④ 現在：クラシックジーンズとしての地位を確立

2020年代に入り、アメカジやヴィンテージファッションが再評価される中で、エビスジーンズも再び注目されています。

日本国内だけでなく、海外でも「ジャパニーズデニムブランド」として高く評価されており、定番アイテムとして確固たる地位を築いています。

エビスジーンズは1991年に大阪で誕生し、日本国内のデニムブームを牽引したブランドです。

2000年代には海外進出し、今もなお高品質な日本製デニムとして愛され続けています。

エビスジーンズ 2000と2001の違い

エビスジーンズの「2000」と「2001」は、どちらもブランドの代表的なモデルですが、細かな違いがあります。

それぞれの特徴を比較しながら解説します。

2000（No.2000）モデルの特徴

• シルエット：レギュラーストレート（やや太めのシルエット）
• デニム生地：14.5oz前後のセルビッジデニム（やや厚手）
• カモメペイント：あり（手描き or プリントのバリエーション）
• 特徴：エビスジーンズの定番モデルで、王道の太めストレート。アメカジやワークスタイルに合うクラシックなデザイン。経年変化（エイジング）を楽しめる。

2001（No.2001）モデルの特徴

• シルエット：ルーズストレート（2000よりも太め）
• デニム生地：14.5oz前後のセルビッジデニム（2000と同じ）
• カモメペイント：あり（2000と同様、手描き or プリントのバリエーション）
• 特徴：2000よりもさらにゆったりとしたルーズシルエット。ヒップやワタリ（太もも周り）が広めで、ワークウェアやストリート系のコーデに向いている。

2000と2001の違いを比較

項目	2000	2001
シルエット	レギュラーストレート（標準的な太さ）	ルーズストレート（よりワイドなシルエット）
デニムの厚さ	約14.5oz（同じ）	約14.5oz（同じ）
カモメペイント	あり（手描き or プリント）	あり（手描き or プリント）
フィット感	程よくゆとりがある	かなりワイドでルーズ
どんな人向け？	クラシックな太めデニムが好きな人	ワイドシルエットが好みの人

どっちを選ぶべき？

スッキリしたストレートが好みなら → 2000
もっと太めでルーズに履きたいなら → 2001

まとめ

エビスジーンズは、一時の流行ではなく、品質と職人技が詰まった「本物のデニムブランド」です。

2000年代にストリートシーンで流行した後も、現在はクラシックなアメカジアイテムとして再評価されています。

特に、2000モデルと2001モデルの違いを理解することで、自分のスタイルに合った一本を選ぶことができます。

日本国内外に店舗があり、オンラインでも購入可能なので、自分にぴったりのエビスジーンズを探してみてください。