レッドウィングは時代遅れ?人気モデルやデメリット・メリット、高すぎると言われる理由など紹介

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レッドウィングは、100年以上の歴史を持つアメリカ発のワークブーツブランドです。

しかし、「時代遅れでは?」「高すぎるのでは?」と感じる人もいるかもしれません。

実際には、レッドウィングは流行に左右されない普遍的なデザインと、長く愛用できる品質の高さが魅力のブランドです。

本記事では、レッドウィングの人気の理由やデメリット・メリット、手入れ方法、さらには古いモデルの入手方法まで詳しく解説します。

レッドウィングは時代遅れ?

レッドウィングは時代遅れではありません。

むしろ、クラシックなワークブーツとして長年にわたり愛され続けています。

確かに、流行の移り変わりとともにスニーカー人気が高まり、一時的に「古い」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、レッドウィングは流行に左右されないアイテムとしての地位を確立しており、今もなお多くのファッション好きに支持されています。

ここでは、レッドウィングが時代遅れではない理由について解説します。

理由① クラシックなデザインが流行に左右されない

レッドウィングは100年以上の歴史を持ち、アメリカンワークブーツの定番ブランドです。

特にアイコン的存在である「アイリッシュセッター」や「ベックマン」は、時代が変わっても変わらない魅力を持っています。

トレンドに流されるアイテムではなく、どんな時代でも履けるクラシックなデザインだからこそ、長く愛され続けているのです。

理由② 経年変化を楽しめる本格レザーの魅力

レッドウィングのブーツは履けば履くほど味が出る「経年変化(エイジング)」が魅力です。

スニーカーのように履き潰して終わりではなく、メンテナンスをしながら10年以上履き続けることができます

こうした「育てる靴」は、ファストファッションとは対極にある魅力として、むしろ今の時代にマッチしています。

理由③ ワークスタイル&アメカジブームの再燃

最近では、ヴィンテージファッションやアメカジスタイルが再評価されています。

レッドウィングはまさにその象徴ともいえる存在で、デニムやチノパンと合わせたクラシックな着こなしが人気です。

さらに、ワークウェアブランドとのコラボや、アウトドアブームの影響もあり、再び注目を集めています。

レッドウィングは高すぎると言われる理由

レッドウィングのブーツは決して安いとは言えません。

定番モデルでも3万円〜5万円ほどするため、「高すぎる」と感じる人もいるでしょう。

しかし、その価格には理由があります。ここでは、レッドウィングが高いと言われる理由を解説します。

理由① 高品質な本革と職人技による製造

レッドウィングのブーツには、自社製造のプレミアムレザーが使用されています。

特に「オロレガシー」や「ホーソーンラフアウト」などのレザーは、履き込むほどに味が出る高品質な素材です。

また、グッドイヤーウェルト製法を採用し、ソール交換が可能な作りになっているため、一足を長く愛用できます。

大量生産の安価な靴とは異なり、高品質な素材と伝統的な製法が価格を押し上げています。

理由② アメリカ製ならではのコスト

レッドウィングの多くのモデルは、アメリカ・ミネソタ州の自社工場で製造されています。

アメリカ製のブーツは、労働コストが高いため、価格もそれに比例して上がります。

一方で、近年ではコスト削減のために海外生産へ移行するブランドも増えていますが、レッドウィングは品質を守るために国内生産を続けています。

これが価格の高さにつながる要因のひとつです。

理由③ 長く履けるから結果的にコスパが良い

3万円〜5万円という価格は一見高く感じますが、適切なメンテナンスをすれば10年以上履き続けることができます。

安価なブーツを毎年買い替えるのに比べると、長期的にはコスパが良いとも言えます。

また、ソール交換ができるため、何度も修理しながら履けるのもポイントです。

「初期投資は高いが、長く使えば元が取れる」というブーツですね

レッドウィングの人気モデル

レッドウィングには多くの名作モデルがありますが、その中でも特に人気のあるモデルを紹介します。

定番の「アイリッシュセッター」から、ドレッシーな「ベックマン」、アウトドア向けの「ラインマン」まで、それぞれの特徴を解説します。

① アイリッシュセッター(875 / 8875)

レッドウィングを代表するモデルで、ワークブーツの王道。

「アイリッシュセッター」と呼ばれるこのシリーズは、6インチ丈のモックトゥデザインが特徴で、デニムやチノパンとの相性が抜群です。

875(オロレガシー)と8875(オロラセット)は特に人気で、色の違いで選ぶ楽しみもあります。

② ベックマン(9011 / 9014)

クラシックで上品なブーツを求める人に人気のモデル。

丸みのあるプレーントゥデザインと、光沢のあるフェザーストーンレザーが特徴で、カジュアルからキレイめまで幅広く使えます。

9011(チェスナット)と9014(ブラックチェリー)が定番。ドレスブーツ寄りのデザインなので、大人っぽい着こなしに最適です。

③ スーパーソール(8804 / 8806)

クッション性に優れたスーパーソールを採用したモデル。

通常のレッドウィングに比べて履き心地が柔らかく、長時間歩いても疲れにくいのが特徴。

特に8804(ブラック)と8806(ブラウン)が人気で、ビジネスカジュアルにも使いやすいデザインです。

④ ラインマンブーツ(2906 / 2995)

無骨な雰囲気が魅力のワークブーツで、元々は電線工(ラインマン)のために作られたモデル。

アイリッシュセッターよりもシャープなシルエットで、より男らしいスタイルに合います。

2906(オロレガシー)や2995(ブラック)が定番カラー。アメカジ好きに特に人気があります。

⑤ エンジニアブーツ(2268 / 2269)

バイク乗りや無骨なスタイルが好きな人に愛されるモデル。

シューレースのないデザインと、シャフトの高さが特徴で、ジーンズをブーツインするスタイルに最適。

2268(ブラック)と2269(ブラウン)が定番で、エイジングを楽しみながら履く人が多いです。

レッドウィングのデメリット・メリット

レッドウィングは多くの人に愛されるブーツですが、完璧な靴ではありません。

履く人のライフスタイルや好みによって、向き・不向きがあります。

ここでは、レッドウィングのメリットとデメリットを紹介します。

レッドウィングのデメリット

① 履き始めが固く、足が痛くなる

レッドウィングのブーツは、頑丈な本革で作られているため、最初の履き慣らしが大変です。

履き始めは革が硬く、特にくるぶしや甲の部分に痛みを感じることが多いです。

馴染むまでに時間がかかるため、根気よく履き続ける必要があります。

② 重量があり、長時間歩くと疲れる

レッドウィングのブーツは、しっかりとした作りのため、それなりの重量があります。

特にエンジニアブーツやラインマンブーツは重さを感じやすく、長時間歩くと疲れやすいというデメリットあります。

軽い靴に慣れている人にとっては、最初は違和感があるかもしれません。

③ 価格が高めで、手軽に買えない

レッドウィングの価格は3万円~5万円程度と、決して安いとは言えません。

スニーカーのように気軽に買い替えるものではなく、ある程度の予算が必要になります。

そのため、「手頃な価格のブーツが欲しい」と考えている人には、少しハードルが高いかもしれません。

④ メンテナンスが必要

レッドウィングのブーツは、本革のため定期的なメンテナンスが必要です。

オイルを塗ったり、汚れを落としたりと、しっかり手入れをしないとひび割れやカビの原因になります。

手軽に履きたい人には、少し手間がかかると感じるかもしれません。

⑤ 服装を選ぶ

レッドウィングはアメカジやワークスタイルに合うデザインですが、スーツやモード系のファッションとは相性が悪いこともあります。

コーディネートを工夫しないと、浮いてしまうことがあるので注意が必要です。

レッドウィングのメリット

① 経年変化(エイジング)が楽しめる

レッドウィング最大の魅力は、履き込むほどに味が出る「経年変化」です。革が柔らかくなり、色合いやシワが自分だけの風合いに変化していきます。

長く履けば履くほど、自分だけの一足に育っていくのが楽しみのひとつです。

② 頑丈で長持ちする

レッドウィングはタフな作りで、しっかりメンテナンスをすれば10年以上履き続けることができます。

ソール交換も可能なので、一度購入すれば長く使えるのもメリットです。

結果的にコストパフォーマンスが良いです

③ 履き込むほどに足に馴染む

最初は固くて履きにくいですが、履き込むことで自分の足の形に馴染み、抜群のフィット感を得られます。

革が柔らかくなり、自分だけの履き心地になるのが魅力です。

④ ワークスタイルやアメカジと相性抜群

デニムやチノパン、ワークパンツなどのカジュアルな服装と相性が良く、スタイルを格上げしてくれるアイテムです。

ヴィンテージやアメカジ好きには特におすすめ。

⑤ ソール交換ができて、修理しながら長く履ける

レッドウィングの多くのモデルは「グッドイヤーウェルト製法」で作られており、ソール交換が可能です。

靴底がすり減っても修理できるので、長く履き続けることができます。

レッドウィングの古いモデルは手に入る?

レッドウィングの廃盤モデルやヴィンテージブーツは、探せば手に入れることが可能です。

定番モデルとは異なるデザインや、現在では生産されていないレザーを使ったものなど、希少価値の高いアイテムも多く存在します。

ここでは、古いレッドウィングを手に入れる方法を紹介します。

① フリマアプリやオークションを活用する

メルカリやヤフオク、ラクマなどのフリマアプリでは、個人が出品した古いレッドウィングを見つけることができます。

特に「90年代製」や「羽タグ(旧タグ)」といったレアなモデルは、コレクターの間で人気が高く、プレミア価格になることもあります。

購入前には、状態やサイズをしっかり確認することが重要です。

② 中古ブーツ専門店や古着屋をチェックする

レッドウィングのヴィンテージブーツを扱う専門店や古着屋では、比較的状態の良い古いモデルが見つかることがあります。

専門店ならではのメンテナンスが施されていることもあり、フリマアプリよりも安心して購入できるのがメリットです。

東京・大阪などの大都市には、ヴィンテージブーツ専門店が多くあります。

③ 海外のショップや個人輸入を利用する

アメリカのeBayや海外のヴィンテージショップを利用すると、日本ではなかなか見つからないレアなレッドウィングが手に入ることがあります。

ただし、送料や関税がかかるため、総額で考えると割高になることも。

英語でのやり取りや返品対応に不安がある場合は、慎重に検討しましょう。

④ アウトレットや型落ち品を狙う

レッドウィングの公式アウトレットやセールを活用すれば、廃盤モデルや旧型のブーツをお得に購入できることがあります。

レッドウィングの直営店や正規取扱店のセール情報をこまめにチェックするのがおすすめです。

⑤ 修理・カスタムで復活させる

もし古いレッドウィングを持っているなら、リペアショップで修理して復活させるのもひとつの方法です。

ソール交換やオイルメンテナンスをすることで、履き心地がよみがえります。

特に、日本にはレッドウィングの修理に特化した専門店も多く、長年履き込んだブーツを蘇らせることができます。

レッドウィングの手入れ方法

レッドウィングのブーツは、しっかり手入れをすれば何十年も履き続けることができます。

しかし、本革製のため放置すると乾燥やヒビ割れの原因に。

ここでは、レッドウィングの基本的な手入れ方法を紹介します。

① ブラッシングでホコリを落とす(毎回)

ブーツを脱いだ後は、馬毛ブラシで表面のホコリを落としましょう。

特に、ステッチ部分や履きジワの部分に汚れが溜まりやすいので、しっかりブラッシングするのがポイントです。

② クリーナーで汚れを落とす(月1回〜数ヶ月に1回)

汚れや古いオイルが溜まってきたら、専用のレザークリーナーを使って拭き取ります。

  • ミンクオイルが多く含まれている場合 → クリーナーは控えめに
  • 乾燥が目立つ場合 → しっかり汚れを落としてオイルを補充

クリーナーを使った後は、柔らかい布で乾拭きし、しっかり乾燥させます。

③ オイルやクリームで保湿(2〜3ヶ月に1回)

レザーは乾燥するとヒビ割れの原因になります。定期的にオイルやクリームで保湿しましょう。

  • オイルドレザー(例:アイリッシュセッター) → ミンクオイル or レッドウィング純正オイル
  • スムースレザー(例:ベックマン) → ブーツクリーム or レザーコンディショナー
  • ラフアウトレザー(スエード系) → 専用スプレー or 汚れ落とし用の消しゴム

オイルを塗りすぎると革が柔らかくなりすぎるので、薄く塗るのがコツ。

塗った後は乾いた布で余分なオイルを拭き取りましょう。

④ 防水スプレーで保護(雨の日対策)

レッドウィングは防水仕様ではないため、雨の日に履くなら防水スプレーをかけておくと◎。

特に、スエード系(ラフアウトレザー)は水を吸いやすいので、しっかり防水対策をしておきましょう。

⑤ ソールの汚れ落としと交換(必要に応じて)

ワークブーツはソールの減りが早いため、定期的にチェックが必要。すり減ったら早めに交換することで、ブーツ本体のダメージを防げます。

特に、レッドウィングの「グッドイヤーウェルト製法」はソール交換が可能なので、長く履きたいなら修理を検討しましょう。

レッドウィングは時代遅れまとめ

レッドウィングは、流行に左右されないクラシックなデザインと、経年変化を楽しめる本革の魅力が詰まったブーツです。

確かに価格は高めですが、適切な手入れをすれば10年以上履き続けることができるため、長期的に見ればコスパは良いと言えます。

さらに、古いモデルもフリマアプリや専門店で入手可能で、自分好みにエイジングさせながら長く愛用することができます。

定期的な手入れを怠らず、自分だけの一足を育てていきましょう。

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