ノースフェイスの人気リュック「シングルショット」には、20Lと23Lの2種類があります。どちらを選べばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、軽くてコンパクトな20Lモデルは日常使いにぴったりで、収納力がアップした23Lモデルは通勤や登山など荷物が多いシーンに向いています。
この記事では、20Lと23Lそれぞれの違いを比較表でわかりやすく紹介し、あなたにぴったりのモデルがどちらかがすぐに分かるように解説していきます。
まずは、主な違いを一覧表でチェックしていきましょう。
主な違いを比較表でチェック
シングルショットの20Lと23Lは、見た目はよく似ていますが、容量や重さ、細かい機能にいくつか違いがあります。特に「通勤や通学での使いやすさ」や「アウトドア対応力」に差が出るポイントなので、まずは表で全体像を把握してみましょう。
比較項目 | シングルショット 20L | シングルショット 23L |
---|---|---|
容量 | 20L | 23L |
サイズ(目安) | H44×W30×D19cm | H44×W31×D18cm |
重さ | 約740g | 約880g |
メイン素材 | 420Dリサイクルナイロン | 420Dナイロン+600Dポリエステル |
背面構造 | エアメッシュ仕様 | エアメッシュ仕様 |
ウエストベルト | 取り外し可能 | 取り外し可能 |
ハイドレーション | 非対応 | 対応(穴あり) |
ポケット構成 | フロント+サイド2つ | フロント+サイド2つ |
サイズや見た目はほとんど同じですが、重さや素材、ハイドレーション対応の有無などに差があるのがポイントです。
この違いを踏まえて、次はそれぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。
サイズ感と使いやすさの違い
サイズ感はほぼ同じですが、体感としては20Lのほうがひと回りコンパクトです。背負ったときのフィット感がよく、特に小柄な方や女性には20Lモデルのほうが扱いやすく感じられます。
一方、23Lは見た目の大きさはあまり変わらないものの、内容量が3L分多いため、荷物を入れたときの厚みや存在感がやや増します。とはいえ、どちらも普段使いしやすいサイズ感で、混雑した電車内でも邪魔になりにくいのが特徴です。
「通勤・通学に使いたい」「背負いやすさ重視」なら20L、「多少かさばっても収納量が欲しい」なら23Lが向いています。
収納力・ポケット配置の違い
収納力に関しては、やはり23Lのほうがやや上です。メイン収納が広めに設計されているため、厚手の服や書類なども余裕をもって入れられます。
ポケットの配置はどちらもよく似ていますが、細かい違いがあります。たとえば、23Lモデルはハイドレーション対応のための通気穴があり、アウトドア用の装備も考慮された設計です。
また、フロントの縦型ポケットはどちらも備えていますが、23Lのほうがやや深く、ペンケースやガジェット類の収納にも便利。20Lは小物が多くない方や、シンプルに使いたい人に向いています。
重量・背負い心地の違い
背負い心地の軽さを重視するなら、20Lがおすすめです。約740gと非常に軽く、荷物が少ない日には体への負担を感じにくいのが魅力です。
一方、23Lは約880gとやや重さがありますが、そのぶん背面パネルのしっかり感や安定性があり、重たい荷物でもバランスよく背負えます。
どちらのモデルも背面はエアメッシュ構造になっており、長時間背負っていても蒸れにくい仕様です。特に夏場や移動の多い日にはこの通気性が助かります。
軽さ重視なら20L、快適な背負い心地や安定感を求めるなら23Lが合っています。
素材とデザインの違い
20Lモデルはリサイクルナイロンを使っており、軽さと環境配慮のバランスが取れた仕様になっています。表面はややマットな質感で、落ち着いた印象です。
一方、23Lモデルはナイロンとポリエステルのコンビ素材。こちらは少し光沢感があり、耐久性にも優れています。アウトドアでの使用にも安心感があります。
見た目のデザインは似ていますが、触ったときの質感や素材の厚みなど、実際に使うと違いが感じられます。どちらもカラーバリエーションが豊富なので、好みに合わせて選びやすいのもポイントです。
通気性に優れた背面構造
どちらのモデルも背面はエアメッシュ仕様で、背中に熱がこもりにくい設計になっています。長時間の移動やアウトドアの使用でも快適さを保てるのが魅力です。
特に夏場や荷物が重くなるシーンでは、この通気性が大きな差になります。汗をかいてもムレにくく、背中に密着しすぎない構造が、日常使いでも安心感を与えてくれます。
日常からアウトドアまで使える汎用性
シングルショットは、20L・23Lともに通勤・通学からアウトドアまで幅広く使える汎用性の高さが魅力です。デザインがカジュアルすぎず、街中でも浮かないのでシーンを選びません。
また、A4サイズの書類やノートパソコンも収納できるため、ビジネスリュックとしても十分活用できます。休日にはそのまま日帰り登山やレジャーにも使えるので、1つ持っておけば多目的に使える便利なリュックです。
使い勝手の良いダブルポケット&サイドポケット
どちらのモデルにも、縦型のフロントポケットと左右のサイドポケットが付いています。フロントのダブルポケットは小物を仕分けしやすく、すぐ取り出したいアイテムの収納にぴったりです。
サイドポケットはペットボトルや折りたたみ傘を入れるのにちょうどよく、伸縮性もあるため使い勝手が良好です。日常でもアウトドアでも「必要なものがすぐ出せる」のは大きな魅力です。
こうした細かな収納機能のおかげで、荷物の整理整頓がしやすく、使っていてストレスを感じにくい構造になっています。
通勤・通学におすすめなのはどっち?
通勤や通学で毎日使うなら、軽量で扱いやすい20Lモデルが人気です。リュックそのものが軽いため、荷物が多くない日でも気軽に背負えます。
一方、荷物が多めだったり、ノートパソコンや書類を持ち運ぶ機会が多い場合は、23Lのほうが余裕があって安心です。特に冬場など、かさばる服を入れることがある人には向いています。
電車やバスでの移動が多い人は、よりスリムで混雑時に邪魔になりにくい20L。移動距離が長く、荷物が多い人は容量に余裕のある23Lを選ぶと快適です。
アウトドア・登山に向いているのは?
アウトドアや軽めの登山に使うなら、収納力に優れた23Lモデルがおすすめです。ハイドレーションに対応しているので、水分補給がしやすく、本格的な使用にも向いています。
また、荷物をしっかり収納できるメインコンパートメントや、安定感のある背負い心地もポイント。日帰り登山やハイキングなら、23Lがちょうどいいサイズ感です。
一方、近場のハイキングや軽装での散策程度なら、20Lでも問題ありません。必要最低限の装備だけで済むなら、軽さを重視して20Lを選ぶのもありです。
ノースフェイス シングルショット 20Lはこんな人におすすめ
・軽いリュックを探している人
・通勤や通学など、日常使いがメインの人
・小柄な体型や女性で、フィット感を重視したい人
・荷物が多くなく、必要最低限だけ持ち歩きたい人
20Lモデルは、とにかく「軽くて扱いやすい」ことが魅力です。容量がコンパクトなので背負ったときもスマートに見え、女性や小柄な方にもぴったり。荷物が少ない日常使いや、街歩きにぴったりのリュックです。
ノースフェイス シングルショット 23Lはこんな人におすすめ
・荷物が多く、しっかり収納したい人
・通勤からアウトドアまで幅広く使いたい人
・ハイドレーション対応のリュックを探している人
・パソコンや厚手の衣類も持ち歩く機会がある人
23Lモデルは、収納力に余裕があり、日常だけでなくレジャーや登山でも活躍します。荷物が多めでも安定して背負えるので、使うシーンが多彩な人にぴったり。1つでいろいろな場面に対応したい人におすすめのモデルです。
ノースフェイス シングルショット どっちがいい?リアルな口コミと評判
実際に使っている人の口コミでは、「軽くて通勤にちょうどいい」と20Lモデルを評価する声が多く見られます。特に女性ユーザーからは「背負いやすくてコンパクトなのが嬉しい」という声が目立ちました。
一方で、23Lモデルは「登山や旅行にも使えて便利」「荷物が多い日でも安心して使える」といった口コミが多く、アウトドアや多用途で使いたい人から支持を集めています。
どちらも高評価が多いですが、用途に合わせて選んだ人ほど満足度が高い傾向にあります。口コミを見る限り、「どちらも買って使い分けている」というユーザーもいるほど、それぞれに魅力があるようです。
ノースフェイス シングルショット 20Lと23Lの違いを比較まとめ
20Lと23Lは見た目こそ似ていますが、実際には使い心地や収納力に明確な違いがあります。以下に主な違いをまとめました。
- 容量と重さ:20Lは軽くてコンパクト、23Lは収納力に優れる
- 背負い心地:どちらも通気性◎、23Lはやや安定感あり
- 機能性:23Lはハイドレーション対応でアウトドア向き
- 用途:20Lは日常使い、23Lは通勤+登山など幅広いシーンに対応
シンプルで軽快に使いたいなら20L、たっぷり収納していろんな場面に使いたいなら23Lがぴったりです。ライフスタイルや荷物の量に合わせて、あなたに合う方を選んでみてください。
シングルショットのサイズ選びに迷ったら?よくある質問と答え
通勤だけで使うなら20Lと23Lどっちがいい?
荷物が少なめなら20Lで十分ですが、ノートPCや書類が多い方には23Lのほうがゆとりがあっておすすめです。
女性でも23Lは大きすぎない?
見た目のサイズ感はそこまで変わらないので、大きすぎる印象はありません。ただし、荷物が少ない日にはやや余る感じがするかもしれません。
登山やレジャーには20Lで足りますか?
日帰りの軽装なら20Lでも可能ですが、荷物が多くなるなら23Lを選んだほうが安心です。特に飲み物や防寒具を持つなら余裕があるほうが便利です。
背負ったときの見た目に違いはある?
両方ともスマートな印象ですが、20Lのほうがスッキリしていてややコンパクトに見えます。通学リュックっぽさを避けたい方には20Lが人気です。